人の口に入るもののうち88%は空気です。人は一生涯のうち63%の時間を建物の中で過ごすといわれています。ですから建物の中の空気は新鮮で安全なほうがいい。私たちはそう考えて、換気について真剣に取り組んでいます。
私たちの熱交換換気システムの熱エネルギー回収率は84%(RT400S-ECタイプ)ですが、対向流型の熱交換器を使用しているため、結露水の発生や結氷がほとんど起こしません。効率の算出方法は各国まちまちです。単に低風量にするだけでも効率は上がりますし、またファンモーターからのエネルギーを考慮するかしないかで数値は変わってきます。カタログに記載されている根拠の無い効率は無意味だと考えます。
私たちの熱交換換気システムは、稼働部分は給気、排気の送風機とオートマチックバイパスの3ケ所のみで、余分な装備をせず極めて単純な構造です。複雑な構造や付加価値と称した余分な装備は、後々補修費用が必要になります。また、装置本体の機能は問題ないのに買い換えの必要に迫られます。REC Temovexは35年経った装置も現役で稼働しています(ファンの交換もあります)。
REC Temovexは、ユーテリティー・ボイラー室・キッチンなどに床置き設置を意図して設計されています。第一印象は大きさに驚くかもしれませんが、毎日目にしても違和感なくきれいな空気を供給してくれるでしょう。本体はコンパクトに収めることのできる他社のクロス型や回転型も、ダクトやドレンを接続すると予想以上にスペースを確保しないと収まらないことが多いようです。小屋裏や納戸の奥に設置すると、簡単なフィルター交換さえ荷物の移動や照明の用意などで半日の仕事になります。
国産3社の24時間換気システムとREC Temovexを比較しました。快適で健康的な室内空間を実現する性能をご確認ください。
国産3社の熱交換率が76%程度なのに対して、REC Temovex RT400S-ECは84%と高効率です。
24時間稼働する換気システムにとって、消費電力は重要なポイントです。国産3社の消費電力が40〜70w/h(110〜160m3/hの時)なのに対して、REC Temovex RT400S-ECは30w/h(160m3/hの時)と非常に省エネです。
国産の換気システムは温度と湿度(水蒸気)を交換する全熱交換タイプですが、REC Temovexは熱のみを交換する顕熱交換タイプです。
全熱交換タイプでは浴室やトイレの熱交換ができず、単独で排気を行うため、給気と排気の風量のバランスが崩れ、本来の熱交換率が発揮できません